
新潟市には、古くから味噌、醤油、納豆、漬物、日本酒など発酵食品関係の工場や蔵、店舗が多くあります。その理由として、昔は物流の手段として舟運が一般的で、栗の木川沿いや新潟港などは、内陸部から原料となる米や大豆、野菜などを集めたり、出来た製品を遠方に出荷したりと都合が良かったからといわれています。また新潟は、冬の寒さが雑菌の繁殖を抑え、夏の暑さが発酵を助けて、気候の面でも発酵食(味噌、醤油、納豆、漬物、日本酒)の製造に適しているそうです。 明治になり、まちなかに職人や商人が集まってくると、それまで各家庭で自給自足されていた味噌が店で買われるようになったり、開拓が盛んになった北海道へ味噌や日本酒が大量に送られるようになったりして、新潟の発酵食品産業はますます盛んになりました。その後、戦時中の物資統制で原料が思うように手に入らず、戦後の食品衛生法改正で生産設備の大改装を余儀なくされたことから、転業や廃業をするところが出ました、しかし今でも新潟市は味噌、醤油、納豆、漬物、日本酒などの発酵食品が盛んに製造されていて新潟市の特色となっています。
























